管理栄養士の栄養講座-糖尿病

医療法人社団正圭会　福地医院
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管理栄養士の栄養講座-糖尿病
【糖尿病の食事療法は家族みんなで楽しめる”健康食”】
糖尿病の食事療法は特別な食事でも単に量が少ない食事でもありません。家族と同じ食事を食べ方と量に注意しながらとって下さい。具体的なポイントは下のようになります。
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☆一日三食同じ位に分けて適量を！
●一日三食　　　まとめ食いは一度にたくさんのインスリンが必要になり、膵臓に負担をかけます。
●野菜は毎食生なら両手一杯程度火を通したものなら片手一杯野菜に含まれる食物線維は食後、血糖が急激に上がるのを　　抑えてくれます。

●油を使った料理は１日２品まで、油は非常に高カロリー。油料理の数を抑えて取り過ぎを防ぎます。
●牛乳果物は決められた量を一見軽そうでもカロリーは決して低くありません。食事といっしょにとるより間食としてとったほう　　　が血糖が上がりにくくなります。
●嗜好品はルールを決めるアルコールや菓子で食事療法を乱してしまう人が少なくありません。嗜好品は毎日とらずとる場合　　　の量も決めます。「菓子は月２回まで」「ビールは350ml１缶まで」など
●主食は適量にごはんだけが血糖を上げるわけではありません。主食を減らし過ぎるとおかずを食べ過ぎたり間食が増える　　　ので注意を。
●副食（魚、肉、卵、豆腐）は一食に一皿、ごはんよりおかずを食べ過ぎている人が多いもの、副食は一食一皿にして種類を　　　毎食変えて下さい。
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★献立の改善はほんの少しの工夫から
（例１）食事時間が不規則で夕食に偏る場合　　示指エネルギー（１６００kｃａｌの場合）
朝食
食ぱん１枚/コーヒー/　200kcal　→　食パン１枚/ロースハム/ゆで野菜のサラダ/コーヒー/　350kcal
昼食　（外食）
ざるそば/　300kcal　→　焼き魚定食（ご飯4/1残す）/食後に野菜ジュース/　600kcal
夕食（11時）　→　間食＋夕食
ご飯２杯/豚汁/ロースカツ/まぐろの山かけ/厚あげの煮物/マカロニサラダ/漬物/みかん１ヶ/　1300kcal　→　　　牛乳１本/バナナ１本/おにぎり１ヶ/　350kcal　＋　ごはん半分/豚もも生姜焼き/葱のみそ汁/コールスローサラダ/　350kcal 　　　　　　　　　　　l
［改善点］　　アサ：副食にロースハム、サラダを追加　　ヒル：副食のとれる定食に変更、野菜がわりに野菜ジュースを追加　　ユウ：昼食と夕食の間が長いため間食をとり（菓子は不可）夕食のどか食いを防止。間食をとった分夕食を軽く野菜を追加。　　☆更に細かく知りたい方は栄養担当までお尋ね下さい☆
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