7.牛乳やヨーグルトを1日 に合わせてコップ2杯以 上とる
6.ケーキ、アイスクリーム、チョコレートなどの洋菓子類をよく食べる
5.きのこ、海藻類はほとんど食べない
4.緑黄色野菜は添え物程度と少ない。
抗酸化物質について
 抗酸化物質は、コレステロールの酸化をおさえ動硬化を防ぐ働きをします。コレステロールが酸化した状態が動脈硬化を引き起こすと考えられており、この酸化をおさえる抗酸化物質が注目されています。具体的には、ビタミンEやビタミンC、βーカロチンのほかにイソフラボンポリフェノールなど食品の色素成分などが抗酸化物質ですビタミンEは大豆、大豆製品、胚芽精米、種実などに、ビタミンCは緑黄色野菜や淡色野菜、くだものなどに、βーカロチンは緑黄色野菜などに多く含まれます。イソフラボンは大豆、納豆、きな粉などに、ポリフェロールは赤ワイン,ウーロン茶、紅茶、コーヒーなどに豊富です。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品に含まれる動物性脂肪はコレステロールを多く含みます
洋菓子には卵、バター、生クリームといった材料が多く使われていて、これからの動物性脂肪が問題です。
動物性はコレステロールを多く含むのでコレステロールを上げる直接の原因になります。
きのこや海藻類は野菜同様に食物線維や抗酸化物質を多く含みコレステロールを下げるには欠かせない食品です。
野菜は余分なコレステロールを体外に排出してくれる食物線維や抗酸化物質を豊富に含みます。抗酸化物質は淡色野菜より緑黄色野菜にたくさん含まれます。又コレステロールを下げるには1日20〜25gの食物線維が必要です。これらを野菜からとるには添え物程度では足りません。
コレステロールの高い人は、牛乳やヨーグルトは低脂肪製品にして1日に合わせてコップ2杯までにしましょう
お菓子を食べるなら、動物性脂肪を含まないせんべいやまんじゅうなどの和菓子にしましょう。
※菓子の食べ過ぎは食生活のバランスをくずす原因になりますので気をつけましょう。
1日1回はきのこや海藻類を使った料理を食べましょう。
野菜は緑黄色野菜と淡色野菜をとりまぜて1食に150g以上はとりましょう。
管理栄養士の栄養講座-コレステロール
  
あなたの食生活こう変えましょう
◎コレステロールが高いと言われたら
あなたの
 食生活は?
なぜいけ
  ないの
こうしま
  しょう!
1.肉より大豆、大豆製品を
 食べる頻度が少ない
2.肉より魚を食べる頻度
 が少ない
3.卵を週4回以上食べる (コレステロール値が高くなければ 1日1個までなら心配いりません)
肉の脂肪はコレステロール値を上げる直接の原因になります。一方大豆には、コレステロールの酸化をおさえる抗酸化物質や余分なコレステロールを排する食物線維が豊富に含まれます。
魚の油にはコレステロール値の上昇をおさえる働きがあるといわれますが肉の脂肪は高めてしまいます。
卵はコレステロールを多く含んでいます。
肉を主菜にするのは週3回以下にして魚を使ったおかずを増やしましょう。
肉を主菜にするのは週3回位にして大豆、大豆製品を使ったおかずを増やしましょう肉の中でもレバーなどの内蔵類はコレステロールを多く含むので控えましょうただしむやみに避けることは禁物です。コレステロールは体にとって本来必要な成分ですし、重要な良質たんぱく質源だからです。
卵はいろいろな料理や食品に入っているので自分では気がつかず食べているものです。コレステロール値が高い人は週2〜3個にしましょう。ただし肉と同様にむやみに避ける事は禁物です。コレステロールは体に必要な物ですし、卵は重要な良質たんぱく質源です。
医療法人社団正圭会 福地医院
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